希望のない魔法

お墓の階段を上りきったところのお寺に行った。
海を見渡す高台にあるお寺だった。
清々しさより、なにか場違いな静かで
奇跡的に風に乗ってやってきた遠くの花の香りのようなかすかな
絶望のような気分が全身を包んでいた。

今日の魔法は三合参りという。その第一回目。貧困覚悟のミニ旅。
気学のテキストを読みながら電車に揺られた。
遠方からの引越しはその後同地方での引越しを繰り返しても災厄は消えないと書いてあった。
同地方とは遠方から引っ越す前の土地、生れ故郷などから見た同方位のすべてを指す。
それを称して鍋の中。
今までの近距離での何度かの引越しはほとんど無駄だった・・・・のか・・・?
もう、ほんとに、国外へ転居しないとこのまま好転することなんかないまま人生終わってしまうのか。

込み合う寺のふもとの公衆浴場に立ちよった。
わたしにはめずらしく、ひとっぷろ浴びただけですぐに出た。200円。その街には公衆の温泉がたくさんある。縄張りも当然ある気配。

蕁麻疹は影をひそめつつあり、たまに復活するだけとなった。
そのかわり、頚椎、脊椎、胸、呼吸器、内臓それらの何か得たいの知れない重苦しさに気がついた。こうして身体の組織が終りへと向かっていくのかとどこか納得してしまう。これが終わっていくという感覚なのか・・・・と。

とはいえ、長い。この先の人生。どうにかして生きていかないといけないわけだ。どうせ生きるなら終っていこうとする肉体に逆らって魂は磨かれないとつまらない。
目指す理想の笑える婆あの生涯を実現するには、さてどうするか。

その地はある偉人の流刑の地。そして、起死回生を遂げた地。再出発の地であったとか。あやかりたい。

また、無駄使い。魔法の散歩のお昼ご飯。おにぎり買って高台のベンチで食べれば良かった・・・海辺のデ○○ズなんかに入ってしまったら・・・・こんなもんかよ・・・これだけかよ・・・で1000円札があっけなく消えた。場所代を上乗せしないとやってけない大型店舗はすごくきらいだ。同じようなものがもっといい感じの店で200円も安く、しかも普通の量で食べられる。内容と料金の矛盾の目立つやたら大きな店構えの店は淘汰されなさい。優良個人経営店、がんばれ~!安くておいしいご飯を食べさせてくださ~い!

もうすぐゼロになる。いや、マイナス?だけど、こんな時ほど欲しいものがいっぱいある。使いたい気持ちがどんどん湧いてくる。

男子フィギアをなにげに見ていた。昨日も。
いつから男子スケートは美形ばかりになったの?まるで映画の王子様ばかり。
だけど、民族のひいき目か、日本の高橋がとても魅力的に見えた。目元の感じか。彼の持つ雰囲気がとてもセクシーに見える。美しい欧米の青年たちには無い色気?日本人もまんざらではないんだね。ご飯作ってて、その滑りを見逃してしまったけど。表現者は色気が大事なんだね。昔、工芸品作りの手伝いしてた時、先生がしつこくそんなことばかり言ってたな。

起死回生。目標はそれだ。

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