誰かマンガ描いてくれないかあ・・・「必殺派遣人」

以前、ある会社に派遣で働いていた頃、派遣もとの営業担当者と1時間以上語り合った事がある。
まあ、きっかけはやはり人間関係がくだらないほど気持悪い環境で、期間満了前に辞めたいという話から始まった。
営業担当の彼は大学を出てからまだ数年というとても若くてまだ信じるものを失わず、社会に絶望していない真っ直ぐな青年だった。

かなり年上のスタッフの苦情というかほとんど愚痴を辛抱強く聞き、そしてスタッフである私を管理する責任者という立場から、はっきりくっきりお説教を下さった。「よくある事、どこにでもあることです」「気にしない事」「気にしすぎ、考えすぎですよ」「どうすれば続けられるか考えましょう」等々。
お互いの言い分にお互いに納得しつつも、お互いに妥協はせず。それでも会話がはずみ、本題から脱線して時間がどんどん過ぎた。

あとにも先にも仕事関係でそれほど無邪気に語り合ったのは彼だけである。年齢も背丈もずっと下の彼が強く言い張る言葉にはなぜか逆らう気になれなかった。がんばってる姿がほほえましく、文句をたれている自分がみっともなく思えてしまうのだった。、

その脱線会話の中で、私は1つの提案を思いつき、いまだにとてもいい考えだと思っている。
「会社内のトラブル解決あるいは仕返しをするためだけの目的でスタッフを派遣する人材派遣会社があったらいいですね。」と冗談半分希望半分で私は彼に言った。「もし、今の会社を辞めたら、トラブル解決専門の派遣会社を作りましょうよ。」とも言った。営業くんはお返事に困っていた。

でも、ありじゃないかな。人間関係等々の問題をくだらない事とほとんどの人は言うけど、そのくだらない事で心を壊されて健康な人生を失ってしまったり、職を無くしたり、生きる事をやめてしまったりする人がけっこういるわけだから。

「必殺派遣人」武器は何にしようかな・・・シャープペン?ホチキス?そんなんで首の後ろとかこめかみとか刺しちゃう?
平和解決だったら、悪の核心的人物を改心させて、めでたしめでたしとか?
mmm?すでにそういうマンガがあったりする?

そんないけない事を考えながら、今日はひとり飯のみんながくつろぐベンチの広場でサンドイッチと野菜ジュースと菓子パンとなぜか大好きなチェリーが丸ごと入ったヨーグルトを食べながら気持良い風とあたたかい太陽光の中でちょっぴり人間観察。ああ、職場の悪が浄化される、殺菌消毒だ。うつむきがちにご飯してるみんな、宙を見つめて煙草すってるみんな、がんばれ。

あの派遣会社の営業くんはどうしているだろう。
結局その派遣先を辞めて派遣会社とも縁が切れ、その1年後くらいに様子うかがいの電話をくれた彼の声はなんだか世の中に絶望を感じ始めたような力の無い声だった。

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