チャイナイッチャイナ! (スー)

帰国後の気持ち。

ひとこと 「寂しい・・・」

なんだかとっても寂しくて、なぜかシルク会館でパジャマの代わりに買ったCDと、帰りの空港で買ったCDを聞きながら、高いんじゃないの・・・と思いつつ買った安い茶器で、ツアーで連れ込まれた町外れの店でぼったくられたかもしれないジャスミンティーを何杯も飲みながら、ほぼ強制的に買わされた集合写真を見つめ、以前もらった翡翠のペンダントを旅の間身に着けていたのを握り締め、仕事後や休日に涙ほろりと何時間も過ごし、隣国への偏見と芽生えつつある愛に浸る日々でありました。

依然どこかのブログでこんな言葉を目にしました。

「こんちくしょうな国。だけど行かずにいられない国。」

目まぐるしく変化している国の状況をバスの窓ごしにほんの少し垣間見てきました。
そこから感じた貧富の差、日本どころではない、天と地の格差、何千年もの昔の情景と近未来的な風景の混在。
ことごとく壊された古い町の瓦礫の山と高層ビル。自動車道を歩く労働者や自転車。数車線の車道を平気で横切る人々。鳴り響くクラクション。四方八方に走り去る小型バイク。

ほとんど歴史や社会に興味の無かった私がスルーしてきた歴史的現実の中では、世界的に愛されて大事にされて当然な莫大な文化的、歴史的遺産が自国の人々によって破壊された歴史があることも今知ったのです。

日本人に対する中国人の意識、中国人への日本人の意識、そこにはたぶん、多くの偏見、誤解、無知、歴史的などうしようもない事情などなど、多くの両国の人々の知らないことがてんこ盛りにあるのだろうという思いにたどり着いています。

今の私の中に生まれた野望は、やはり一時的なものかもしれません。
けれど、一度生まれた種は、条件がそろえばちゃんと目を出して双葉を開き、すくすくと伸びていく可能性も無くはないのだから。

きっと何か育っていくだろう事を願いながら、ここに綴ります。

私は中国と日本の橋渡しになりたい。たくさんの大小の橋のひとつでいい。たった一人しか渡れない弱々しい木の橋でもいい。

欠点と困難な問題がたくさんある国を愛してしまいそうな今の私です。

家を嫌って出て行った、遠くに暮らす兄さんに、元気を下さいと頼む妹のような気分でいます。

つづく

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