読んだ

いい本だった。
 「心をはなれて、人はよみがえる」 高橋和巳
読みやすくて、一部分辛い部分もあったけど、いろいろ理解できた。
答えとか解決にはすぐに結びつかないけれど、冷静にたんたんと綴られていて、心の闇も自然なことだと思える。
行き詰まった心が解放されていくプロセスが感動的ないくつもの例で語られている。

例えば、今夜読んだこんな文章で涙がこぼれた。
「・・・もう生きるのを止めようと決めた朝に、お腹が空くんです・・・」
いつもの私のコメントに近いものを感じて涙がこぼれた。笑いと共に。止められないんです。食べたい眠たい私には。

後戻りも先に進むこともできなくなって立ち止まった時、この本はやわらかい安らぎとか大きなヒントをくれるだろう。
迷い苦しみ、暗かったり疲れていたり、何ごとも続かなかったり・・・・と色々ある自分を責めないで丸ごと認めてしまうと広い心にたどり着くらしい。

身体の不調に関して私は他人事のようにブログに綴ることがある。そんな風に自分の心の状態も一歩はなれて観察できるようになればもう少し楽になれるのだろう。
なんとなくわかったような気がしている。

カメの歩みで心を学んでいる私の周囲ではいろんなことが起きている。親戚、友人が遠くへ行き、母やきょうだいはいろいろな問題で格闘し、自然界は大きな変化の兆しをみせ、人間達はなんだか妙な危機感の中で狂い、友人達はまた心を近づけ、従兄の兄ちゃんは理解者のいない空間でひとり見えない闇の鬼と闘い、周囲の大人は大騒ぎで否定の言葉や心配を繰り返し・・・

みんなに教えてあげたい。
カステラがおいしいよ。
ホットケーキを焼いて食べる朝はなんだかいいよ。

いいじゃん。いろんな人がいて。いろんな弱みがあって、くせや悪い性格があって、重大な事件や法律を犯すことを除いたら、否定の言葉は止めとこうよ。いいとこだって反対側にあるんだし。否定の言葉を何トン食らわせたって何にも変わらないかもしれない。少なくともよい方向には。ほんの米粒くらいの理解とか肯定が悪人を善人に変えたりするかもしれない。自信の無かった子を英雄にするかもしれない。反対側にある間違いに気付くことができるかもしれない。

水色の巻きスカートをはいた足をはだけて、うす曇り色のタンクトップですっきり解放されている腕は大の字より自由に斜めにあっちこっちにのばし、布団の上の緑の草原のほんの空中に寝そべっている。自由で気持ちが良くて、そのまま目覚めなくたって、いつまでも眠ってたっていいんだよ。水色のスカートとうす曇り色のタンクトップと手足をはだけて寝そべっている私はきれいだ。



が、しかし・・・
仕事中。気候のせいなのか私の身体の仕組みなのか。
暑くて汗だくになるときがある。冷房してるのに。また頭と身体がそれぞれに一致団結できないままがんばっちゃってるのかもしれない。計算のへぼミスもなくならない・・・どんな仕事して生きていこう・・・できることって何だろう・・・このまま少しずつ慣れてずっと働いてもいいのかもしれないけれど、今月で終わりが決まっている。それもまたそれでいい。

ああ、また目先の自分に捕われようとしているのか?悩みが復活する。まだ心の解放には至っていない。

明日の朝もカステラ。ミルク。
もう明日の朝のお腹が空いている。

長生きしんしゃい・・・きっと1日8回くらいご飯を食べても、ご飯はまだかい・・・とか言ってしまうばあさんになることでしょう。



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