どん底でしか見えないもの 一瞬の奇跡

”ボロボロ”について思い出したこと。
いつかもブログで言ったかな・・・
ボロボロのどん底でしか出会えない出来事があるってこと。

10年ちょっと前、望まずしてボロボロで心も生活もどん底で、
いつ心が壊れても、事故かなんかで死んでもおかしくなかった頃。
どうなってもいいや・・・・なんて、居眠り運転とかしてた頃。
往復12時間以上の場所に仕事で通い、
12時間くらい細かい仕事をして真夜中や早朝、オンボロ車で走る。
財布にはガソリン代すら無い時もあったり。
ひどいどしゃ降りの時、トラックの間にはさまれて居眠り運転したり。

そんな日々、たった一つの事を心のよりどころにしていた。
ケヤキの写真を公募展に応募したいとなぜか願った。
そうしたら、神様の夢を見た。
暗い大木の森で、ろうそくの灯りがほの明るい祠の中に、
大きな木のお面が掛けられていた。

それは木の神様だと私は感じていて、
その笑ったお面の表情に私は安心して、
もう、私は大丈夫だ。
そう思いながら目が覚めた。涙が数粒両耳にこぼれ落ちた。
その後、偶然みつけたケヤキの公園で撮影した写真が2枚入選となった。

この話を思い出すとき、村上龍を思う。
彼にとっての透明に近いブルーのほんの一瞬の美しい光も、
ボロボロの状態でしか見ることのできなかったものなんだろうと。

村上龍の限りなく透明に近い美しい光も、私の木の神様の夢も、
どんなに捜し求めても、自分をボロボロの状態に追い込んで、見ようと努めても、
二度と見ることのできない一瞬の奇跡なんじゃないかと。

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